6月15日(日)に「第45回定期演奏会」を開催しました。今回は、6年ぶりに山形テルサでの開催となりました。500名を超えるお客様にご来場いただき、ここ近年では一番の来場者数でした。テルサホールのぬくもり溢れる空間の中で、多くのお客様に演奏を聴いていただくことができ、充実の時間となりました。
第1部は、「プロローグ・ワン」で開演。チューニングをしているかと思いきや、いつの間にか曲が始まるという演出の曲です。トランペットの華やかなファンファーレで、45回の節目の演奏会が幕を開けました。続けて、2025年度全日本吹奏楽コンクール課題曲より3曲を演奏。今回の演奏会には、学生の皆さんも多く足を運んで頂きました。私達の演奏を聴いて、何かしら参考になれば嬉しいです。1部最後は、「宇宙の音楽」をカット版で演奏しました。スパークの代表作であり、難曲として知られる1曲です。課題も残りましたが、宇宙の創生から未来までをイメージして聴いていただけたと思います。
第2部は、吹奏楽の言わずと知れた名曲、A・リード作曲の「アルメニアン・ダンス」をお届けしました。45回の節目の演奏会ということで、名曲中の名曲をノーカットで、パート1・パート2全曲演奏しました。パート1が演奏される機会は多いですが、パート2も含めて一緒に演奏されることはなかなかありません。30分を超えるステージとなりましたが、リードの作風にどっぷりと浸ることのできる幸せな時間となりました。
第3部は、「吹奏楽で奏でる名曲」と題し、様々なジャンルの曲から厳選したポップスステージをお送りしました。野球応援でも知られる「アフリカンシンフォニー」に始まり、松田聖子のヒット曲「スイートメモリーズ」、アメリカの兄妹デュオ、カーペンターズの人気曲をメドレーにした「カーペンターズフォーエバー」、ディスコサウンドの代表曲「September」を演奏しました。ソロが目立つ曲が多く、会場全体で盛り上がることができました。
第45回定期演奏会の開催にあたり、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。今後も、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
3月23日(日)に「市民のためのコンサート」に参加しました。「市民のためのコンサート」は、上山市内の学校や社会人合唱団などが一堂に会し、演奏を披露するコンサートです。
2025年度吹奏楽コンクール課題曲や吹奏楽の定番ポップス「宝島」を演奏し、地域の方々に演奏を聴いていただく貴重な機会となりました。コンサートの最後には、当団の伴奏でお客様と「ふるさと」を合唱し、会場が一体となりました。
1月19日(日)に開催された第48回山形県アンサンブルコンテストに、木管三重奏が村山地区代表として出場し、銀賞を受賞しました。
12月の村山地区アンサンブルコンテストで金賞を受賞し、県大会への出場権を得てから、より一層良い演奏ができるように練習を重ねてきました。ハーモニーやフレーズの細かなニュアンスにこだわり、練習を重ねるごとに3人の息が揃ってきたように思います。酒田市民会館希望ホールでの開催でしたが、本番の程よい緊張感の中で、磨いてきたサウンドをホールいっぱいに響かせることができました。
今回のアンサンブルコンテストでの経験を合奏にも生かし、団としてもより良い演奏ができるように、ますますアンサンブルの力を高めていきたいと思います。
木管三重奏「3つのトリオ」(A.サリエリ) 銀賞